慶應義塾大学 理工学部体育会サッカー部A 1-1 (PK 2-3) 立教大学 サッカー愛好会A
グアムチャンピオンシップ第2ラウンド、鹿島ハイツラウンドの決勝戦のカードは、
激戦を突破し続けた慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部(以下=リコタイ)と、
こちらも激戦続きながら、準決勝では3連覇のかかった矢上REDWALLSをPK戦の末破った、立教大学立教サッカー愛好会(立愛)。
どちらが優勝を手にしてもおかしくはない、容易に試合展開を予想できないカードとなった。
前半立ち上がりは、リコタイが細かく丁寧にボールをつないでリズムを作るも、決定的なシーンを作ることはできない。
一方、立愛は押し込まれ厳しい時間が続くものの、14番梶川(2年=初芝橋本)を中心に体を張った守備で凌ぎ続ける。
前半の中頃、ペナルティエリア手前で立愛17番近藤(2年=三重海星)が倒されフリーキックを獲得。
このフリーキックを蹴るのは16番藤田(2年=暁星国際)。左足で巻いたボールはキーパーの手をかすめてゴールへ。
待望の先制点が生まれる。このゴールで立愛は勢いづき、精度の高い15番内海(1年=春日部共栄)のロングフィードなどで立愛が主導権を握る。
リコタイも最後に体を投げ出し追加点を許さず。そのままスコアは動かず前半終了。
後半は、立愛16番藤田のファーストシュートから始まる。前半と一変し後半はリコタイが押し込む展開。
細かいパス回しで相手陣地へ踏み込み立愛ゴールに迫る。
立愛も25番嶋方(2年=農大二高)のボール奪取からカウンターを仕掛けるなど攻撃の手を緩めない。
後半序盤のコーナーキックに反応したリコタイ9番白石(2年=鎌倉学園)の打点の高いヘディングはゴール左隅に吸い込まれ1-1の同点となる。
その後もリコタイが厚みのある攻撃で攻め込む。立愛も得意のロングボールをフォワード44番浅田(2年=農大一高)がうまく収めて攻撃へとつなげる。
同点になってからは両チームともにめまぐるしく攻守が入れ替わるもゴールは生まれず1-1のままPK戦へもつれ込んだ。
お互い1人目を共に外すという展開でどうなるのかと思われたが、最終的に3-2で立愛がPK戦を制した。
新チームとなり悲願の初タイトル獲得。
両者ともにチャンピオンシップでも主役に躍り出ることは間違いないだろう。
菅平での素晴らしい闘いを期待したい。
(BeYonDより一部引用:【スプリングカップ決勝】立教大学サッカー愛好会が優勝しグアムへの挑戦権を獲得する! |http://be4do.com/results/1445/)