決勝戦評
大自然の中、天候にも恵まれた今大会。
PREMIER 1st STAGEの各ベスト4チームが長野県菅平高原に集結!
今大会の優勝チームが10月に開催されるCHAMPIONSHIP@沖縄統一戦へ招待されるということもあり、各チームの意気込みは十分。2日間激闘が繰り広げられた。
決勝に駒を進めたのはこの2チーム。
京都産業大学ONZE(以下ONZE)と早稲田大学 FC GUSTA(以下GUSTA)。
関西と関東の頂上決戦となった。
試合序盤は、互いに大学同好会カテゴリー最高レベルのチーム同士とあって、ハイレベルな攻防を見せるが決定機をなかなか作り出せない展開。
そんな中、前半10分ONZE 42番 宮本泰晟が中盤で相手ボールをカット。こぼれた浮き球を3番 中川朋也がダイレクトボレーを放つが、ボールは惜しくもゴール枠の外へ。
対して前半18分、GUSTA 11番 金田直樹が相手の右サイドを抜け出し、ペナルティエリア付近からマイナスのクロスを上げ、7番 關慎之介がシュートを放つがボールはわずかに枠の外にはずれる。
互いに少ないチャンスメークを活かせないまま前半終了。
後半に入っても互いに3試合目となり疲労が見え始める。どちらが沖縄遠征への執念を見せるのか・・・。
そしてついに劇的な展開を迎える。
スコア動かずこのままPK戦での決着かと思われた後半24分、GUSTAの中盤でのパスをONZE 右SB 58番 神子一輝がスライディングカットからFW 27番 土屋夢叶へ。そしてターンからゴール左隅に鮮やかなシュート一閃。見事なゴラッソがゴール左サイドネットへ突き刺さる。
これが決勝点となり、京都産業大学ONZEが沖縄行きのチケットを獲得した。
気迫ある守備からゴールを奪い、試合を決めた決勝戦。最後まで集中を切らさなかった選手たちの見事なプレーに賞賛の拍手を送りたい。