戦評
1年生から院生まで幅広い年代の選手が集まった今大会。
初日は雨ではあったが、マネージャーを含め、参加しているみんなで大会を盛り上げた。
決勝のカードは中央大学サッカー同好会A(以下サカ同)と早稲田大学 FC GUSTA B(以下GUSTA)となった。
ゲーム開始早々、試合が動く。相手コート中盤でボールを保持した19番川尻貴大。
キーパーの頭上を越す技ありシュートを放ち、鮮やかな先制点をあげる。
その後は、両チーム中盤での細かいパスワークを魅せるが、シュートまで打たせない体を張ったディフェンス。見ていて気持ちの伝わるプレーだ。
前半15分
GUSTA14番伊藤大翔がペナルティ付近からミドルシュートを放つが、ゴールのわずか上。ネットを揺らすことはできない。
前半20分
サカ同は獲得したコーナーキックを一度はクリアされる。
しかし、こぼれたボールからダイレクトシュートを放つ。ここはGUSTA GK21番西川翔吾がビッグセーブを見せる。
前半はサカ同がペースを握ったまま折り返す。
後半に入ってからは流れが一変。GUSTAが反撃にかかる。
GUSTAは中央からの攻撃からサイドに展開し、5番糸井祥太を中心にゲームを作っていく。
GUSTAはサイドから崩し、クロスボールを上げる。
しかし、サカ同のSBがスライディングブロックで何とか食い止める。
後半15分右サイドからクロスをあげ、GUSTA18番杉本達郎がゴール前に飛び込む。だが、惜しくも合わず、ネットを揺らすことができない。
最後まで果敢に攻めるが、サカ同のディフェンス陣を崩すことはできず試合終了。
技ありゴールを決めたサカ同が見事に優勝を果たした。
両チームの応援も決勝戦にふさわしく、会場は大いに盛り上がりを見せた。