決勝戦評
中央大学 MAPLE 1 vs 0 中央大学体同連フースバルクラブ A
総勢25チームの中、決勝まで駒を進めたのは
「中央大学 体同連フースバルクラブA」と「中央大学 MAPLE」以上の2チームとなった。
各予選から決勝戦まで両チーム、数々の接戦を繰り広げ連戦の疲労がある中の決勝戦となったが、それを感じさせないゲーム展開となった。
試合内容は、終始フースバルクラブAが主導権を握るゲーム展開となった。
開始から、フースバルクラブAは10番草野を起点にチャンスを伺うもなかなか決定機は作れず、MAPLEのDFラインを攻略できない。
その上、MAPLEは「今大会、失点0」を誇る守備力と1番GK鈴木のセービングは今大会随一。
一見優勢なのはフースバルクラブAに見えるが、MAPLEの良い守備が目立ち、MAPLEペースとも捉えられる…
そして、そのまま前半終了。
後半開始も、前半と同様にフースバルクラブAがボールを所持する時間が続く中、MAPLEも徐々に個人技を生かしたカウンターでチャンスを作る。
そして後半5分に試合が動いた。
ここまで、安定感を見せていたフースバルクラブAのDFラインが隙を突かれた。
MAPLEの9番工藤がペナルティーエリア付近の外からミドルシュート。これが見事にサイドネットに突き刺さり、ゴール。
待望の先制点が生まれる。ここから、フースバルクラブが焦りと共に攻撃の勢いが強まり、怒涛の攻撃を見せる。
だが、MAPLEのベンチからの声掛けとフィールドプレーヤーのハードワークは、緩みを全く見せない。
そして、フースバルクラブAは「チャンス」を数多く作るも、「決定機」を作り切れずに試合が終了。
「中央大学 MAPLE」が2年生大会のチャンピオンとなった。
今回の予想を大きく上回る結果を残したMAPLE。今後の活躍。そして飛躍が楽しみだ。