決勝戦評
大阪教育大学 第三サッカー部 A 1-3 京都産業大学 ONZE
快晴の空の下、最高のコンディションで迎えることになった決勝戦。 そんな決勝の舞台で顔を合わせたのは、『大阪教育大学 第三サッカー部 A』と『京都産業大学 ONZE』。 直前に行われた3位決定戦では、PK戦が26人目までもつれる前代未聞の展開に。 そのため、決勝は約30分遅れでのキックオフとなり、ウォーミングアップを 済ましていた両チームは難しい試合の入りとなった。 そんな決勝戦だが、試合は開始早々に動いた。 前半20秒、ONZE74番福嶋がボールを受けると鋭いドリブルからシュートをゴール左隅へ流し込み、 先制に成功した。 開始早々に失点を喫した第三サッカー部だったが7分、相手のミスを見逃さずボールを奪うと ボールは20番麥谷の元へ。放たれたシュートは相手GKの手を弾きゴールへ吸い込まれた。 試合を振り出しに戻した。 その後は両チームチャンスを作るもゴールは生まれず、前半終了。 後半へ折り返す。 その後半、またもONZEが開始早々にゴールを奪う。 ゴール前でのパスワークから相手を崩し、最後は91番福井。 DFからFWにコンバートされ、DFの嫌なプレーを知り尽くした福井が 見事なゴールで相手を突き放した。 再び追う展開となった第三サッカー部は前半以上に攻勢を仕掛け、 同点ゴールを狙いチャンスを作るが、あと一歩のところで決める ことができない。 そんな展開が続いた16分、後半の途中から交代で入ったONZE87番藤原が 左サイドからのクロスに飛び込み、3点目を決めて勝負あり。 『京都産業大学 ONZE』が『大阪教育大学 第三サッカー部 A』を 3-1で下し、優勝を飾った。