決勝戦評
大会初日は悪天候に見舞われたが、二日目は天候が無事回復し、サッカー環境に最適な気温となった。
そして、数々の激闘の中から決勝に勝ち残ったのは「同志社大学 三ッ葉キッカーズ PURPLE(以下:PURPLE)」と「京都産業大学 ONZE A(以下:ONZE A)」以上の2チームとなった。
関西の中でもかなりの実力者同士の決勝戦となり、大会の緊張感が高まる。
そして、試合開始。
前半
ファーストチャンスはONZE Aのコーナーキック。だが、得点に繋がらず。
PURPLEは丁寧にボールをポゼッションし、じっくり攻めるのに対して、
一方ONZE Aは、テンポの早いパスワークでPURPLEゴールに迫る。
1点を争う試合になるかと思われたが、早々に試合が動いた。
15分 ONZE Aがカウンターから左サイドを突破、そこに走りこんだ100番若井が気持ちでゴールに押し込んだ。
その後もPURPLEが持ち前のパスワークで攻めるも1-0で前半終了。
後半
リズムを掴んだのは、PURPLE。10番岩倉、50番吉田を中心にポゼッションするも決定機でゴールを奪えない。
それに対してONZE Aは8番桑垣を中心に鋭いカウンターでゴールへ迫る。
後半11分 8番桑垣が裏へ抜け出しゴール右隅へシュート。嫌いにゴールへ沈み2-0。
PURPLEは失点するも怯まずにチームで声を掛け合い士気を高める。だが、中々得点を決めきれず…
そして、ONZE Aはゲームを決定ずけるゴールを生む。
後半19分 8番桑原が中央で時間を作り、駆け上がった61番奥山へスルーパス。
これが一度ポストに当たるも、再びゴールに押し込み61番奥山がゴール。
これで3-0。
残り時間、PURPLEが果敢に攻めるも得点が奪えずに試合終了。
優勝は「京都産業大学 ONZE A」3-0と勝負強さを見せつける形となった。
惜しくも敗戦した「同志社大学 三ッ葉キッカーズ PURPLE」は表彰式でリベンジを宣言した。
今後、両チームの対決がとても楽しみだ。