決勝戦評
大会二日目の朝、悪天候に見舞われたが、無事に大会を開催可能な天候に回復し、波崎で激闘が繰り広げられた。
激闘の末、決勝戦に駒を進めたのは「筑波大学 サッカー同好会 A(以下:筑波)」と「東洋大学 FC Variente(以下:Variente)」
両チーム、決勝トーナメント初戦は接戦を勝ち取った中で、疲労があると思われた。
だが、優勝を目の前にチームの士気が高まり、二試合目とは思えない気迫のある決勝戦が繰り広げられた。
決勝戦はVarienteのキックオフで前半が始まる。
開始早々、筑波がCKを獲得。ファーストチャンスとなるも、集中したVarienteが難なく凌ぐ。
Varienteは10番井上を起点とした攻撃で、筑波ゴールに迫るも筑波2番松井を中心としたDFを前に決定機に繋げられない…
一方、筑波は積極的にミドルレンジから14番大谷がシュート。ゴールとはならないものの、チームの士気が高まる。
両チーム、攻守の切り替えが早く相手にスキを見せないが、ややVarienteペースでゲームが進み前半が終了。
後半は、筑波ペースとなる。
徐々に筑波がボールを所持する時間が長くなり、開始10分に華麗なゴールが生まれる。
筑波9番川島のパス→10番石橋がスイッチ→走りこんできた14番大谷がミドルシュート。これがVarienteゴールに突き刺さった。
失点するもVariente11番田中がDFラインを牽引し追加点を許さない。そして、後半15分にVarienteが追いつく。
Variente13番波田野のクロス→混戦から16番飯島がシュート。ゴールへ押し込んだ。
両チーム、一進一退の攻防を繰り広げ、緊張感が高まる。だが、後半17分筑波が均衡を破った。
筑波88番竹本が左サイドをドリブルで切り裂きゴール前にパス→14番大谷がダイレクトでシュート
これで2-1となった。
終盤にVarienteが怒涛の攻撃も見せるも、筑波DFを突破しきれず試合終了。
優勝は「筑波大学 サッカー同好会 A」が勝ち取り、今大会の幕を閉じた。
準優勝したVarienteが、今後どのような形で筑波にリベンジを果たすか。そいて筑波がどのように躍進・成長していくかとても楽しみだ。