大会総評
同志社大学 Dセレクト vs 大阪大学 FC TALOS B
9月末に行われるグアムチャンピオンシップの関西代表としての出場権を争う、FOOTBALL COMPETITION【Premier③】が、アスコザパーク丹波で行われた。
圧倒的な技術の高さと強さでGL、決勝トーナメントを勝ち抜いた同志社大学 Dセレクト、
そして奇しくもそのDセレクトにGLで苦杯を嘗めた大阪大学 FC TALOS Bが再び相まみえる決勝戦となった。
最終戦ともあり、兄弟チームなどギャラリーが見守る中、決勝の火蓋が切って落とされた。
前半開始からDセレクトが7番河本、20番高見を中心に前線の5番糸賀、2番赤坂にボールを集めるもなかなかゴールへ結びつかず、
対するTALOS Bは21番GK深谷がゴールを死守し続けるという一方的ながら見応えのある戦況が続く。
前半終盤はDセレクトのFK、CKの応酬になるも、そのままスコアレスで折り返す。
後半も状況は変わらず、Dセレクトが攻め込み続ける。
しかし、TALOS Bもことごとく相手の攻撃を跳ね返し、徐々に相手を苦しめる展開に。
Dセレクトは11人ぴったりの為、交代で流れを変えることも出来ず、なかなか点が取れないことで焦りが徐々に見え始める。
そんな中、迎えた後半18分、Dセレクト23番井上がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。
蹴るのは3番東方。場内もようやく決着がついたか、という雰囲気が漂ったが、、これを東方が枠外へ外す。
そのまま後半は終了し、PK戦へ。
しかしながらここまで終始Dセレクトの攻撃をストップしてきた守護神深谷も流石に万事休す。
PK戦は4-2とDセレクトが圧倒し、勝負あり。
なお、大会MVPは、全試合を通してスキルを見せつけたDセレクト23番井上聡が受賞した。