大会総評
岡山大学 EDGE 1-1(PK 4-3) 大阪大学 AC DACOTA Silver
予選から安定したパフォーマンスで試合を勝ち上がってきた岡山大学 EDGEに対するは、 ギリギリ、1点差の試合を勝ち上がってきたAC DACOTA Silver。
前半から互いに様子を見ることなく、ガンガンプレッシャーを掛け合う展開。
その中で、EDGE51番門田のヘディングが素晴らしいコースに飛ぶが、DACOTAのGK、山内(崇)がファインセーブではじき出す。
その後も一進一退の攻防が続くが、決定的なチャンスを作り出せずスコアレスで前半を折り返す。
後半に入ると、EDGEがペースを握り始める。
しかし、DACOTAがカウンターに成功し、ペナルティーエリア前で、99番山本からフリーの70番泉へ決定的なパスが通る。
だが、この1対1をEDGEのGK山内(雅)がセーブに成功。
なんとか抑えるがDACOTAにペースが渡り始める。
DACOTAのセンターバック、20番鴻池がハーフライン際でボールを奪い、そのまま持ち上がり99番山本へパス、 すると山本が素晴らしいリターンパスを見せ、鴻池が一気にペナルティエリア前まで駆け上がる。
そして、少し浮き上がったボールをしっかりと抑え込んだハーフボレーでファーサイドに叩き込む。
DACOTAが先制に成功。均衡を破ったのは思い切りのよいDF、鴻池のオーバーラップ。
今大会、初めて追う展開になったEDGE。
しかし、怯むことなく攻勢を強め、DACOTAは引いて1点差を守る様相。
後半が終わるまであと7分と迫ったところで、EDGEの14番、右サイドの白石から美しいクロスボールが上がる。
すると11番大森がキーパーをループ気味にいなす、鮮やかなヘディングシュート。
これがネットを揺らし、同点に追いつく。
この後は互いに攻め合うものの、得点を奪うことが出来ずPK戦へ。
先行のDACOTAが1本外し、DACOTAの4人目をEDGE山内(雅)がストップ。
そしてEDGEは4人目まで全てPKを成功させる。
勝負強さを見せた岡山大学 EDGEが優勝を掴み取った。