関西大学 AND’S 0-0(PK4-3) 大阪教育大学第三サッカー部 A
暑さもいよいよ本番となってきた6月。会場となったここ丹波は晴れたものの、やや肌寒い2日間となった。
そんなアスコザパークTANBAに集まった、11チームが新入生を迎えた新チームでの優勝をめざし、熱戦を繰り広げた。
決勝カードは、予選を1位組1位、予選で唯一の2勝を挙げ勝ち上がりを決めた『関西大学 AND’S』と
決勝トーナメント初戦をPK戦、準決勝を2-1の僅差で競り勝ち、勝負強さが目立った『大阪教育大学第三サッカー部 A』。
前半15分過ぎまでは両者ともにチャンスを掴めず、一進一退の展開。
ようやく、チャンスが訪れたのは20分、AND’S 91番大谷が左サイドを突破し、中央へ折り返す。
このボールを28番岩谷がスルーし、走りこんできた98番林がシュート。シュートはバーを大きく外し、先制とはならず。
前半はこのまま終了。
0-0で後半へ折り返す。
後半、セカンドボールへの意識も高まり、より球際の激しさが目立つようになった。
5分、AND’S 22番坪山がドリブルでペナルティエリアに侵入し、左足でシュートを狙えば、 対する第三サッカー部も33番植田がミドルシュートで応戦。
どちらもゴールとはならなかったが、両者ともにあと一歩のところまで迫る。
その後、前半押し込まれる展開が続いていた第三サッカー部が18分頃から
ボールを支配する時間が多くなり、波状攻撃を仕掛ける数も増え、AND’Sはその攻撃を凌ぐ展開となった。
しかし、最後までゴールは生まれず、勝負はPK戦に。
先攻のAND’Sは最初のキッカーが外したり、後攻の第三サッカー部も決めれば勝ちという場面で外したりと勝負はタイブレークにもつれ込んだが、
最後はAND’SがPK戦を制し、優勝を飾った。