法政大学 FC PASSION P 3-0 東洋大学 FC fasciner A
どのチームも新入生を迎え入れ、新たなチームへと生まれ変わり挑んだ今大会。
新チームでのタイトル獲得目指し、18チームが会場となる鹿島ハイツに集結した。
優勝まであと一つ。決勝で戦うのは、参加チームの中で最多人数で挑む、
オレンジのユニフォームが一際目を引いた『法政大学 FC PASSION P』と
昨年のファイナリストで、決勝トーナメントではここまで2試合PK戦勝ちと勝負強さを見せる『東洋大学 FC fasciner A』。
前半は一進一退の固い展開が続く。
両チームともに10分頃まではチャンスを作るも、あと一歩及ばず。
そんな固い展開が続く中、ある男が均衡を破った。
12分、相手PA内での混戦からこぼれてきたボールにPASSIONの55番青木が右足を振りぬき、 強烈なシュートがゴールネットを揺らした!
ここまで4得点を挙げ、チームを引っ張ってきたエースがPASSIONに先制点をもたらした。
対するfascinerは20分、フリーキックからのロングボールに9番加藤がボレーシュートを 放ちゴールを狙う。しかし枠を捉えられず、このまま前半終了。
後半、立ち上がりはPASSIONが追加点を奪うべく、攻勢を仕掛ける。
6分、左ショートコーナーからのPASSION65番内山のシュートはクロスバー。
直後にもシュートを放つが、キーパーのファインセーブで追加点とはならず。
押し込まれる展開が続いたfascinerが反撃に出る。
13分、左からのクロスをキーパーがはじいたボールにシュート。
このボールは大きく外れゴールとはならなかった。
19分にも相手PA付近まで侵入し、ゴールを狙ったがオフサイドとなりチャンスをものにできなかった。
23分にはfascinerがキーパーと1vs1となるも防がれ、24分に獲得したコーナーキックからヘディングシュートも わずかにゴールを外れ、最後までゴールは奪えず。
前半の1点を守りぬいた『法政大学 FC PASSION P』の優勝で幕を閉じた。