大会総評
法政大学 学団連サッカー部 1-1 (PK 8-7) 早稲田大学 理工サッカー部 A
グアムチャンピオンシップ本大会前、最後の予選となった、鹿島ハイツラウンド。
2日間、快晴に恵まれた鹿島ハイツで、本大会への出場権4枠をかけ、全17チームが凌ぎを削った。
優勝へ王手をかけた2チームは、抜群の団結力を武器に今大会1年生チームで臨む『法政大学 学団連サッカー部』(以下=学団連)と、
決勝トーナメント初戦はPKでの勝利、準決勝は1点を守りきり勝利と勝負強さが目立った『早稲田大学 理工サッカー部 A』(以下=早理)
試合前からグラウンドに両チームの気合の入った声が響き、ボルテージは最高潮の中14:00、キックオフの笛が鳴った。
序盤から激しいフィジカルコンタクトが目立ち、まさに決勝という試合展開。
学団連は左サイドからの攻撃を中心に、早理は細かいパスワークでゴールを目指すが、両者ともにシュートまでは持ち込めず。
ようやく試合が動き始めたのは15分過ぎ、早理13番黒澤が崩しからシュート。
しかしGK正面でゴールとはならなかった。
お互いにチャンスらしいチャンスを作れず、前半は終了。
後半も前半同様、固い展開が続く。
この日待望の先制点が生まれたのは、16分。
学団連17番田中が鋭いドリブルで左サイドを切り裂き、中央へグラウンダーのクロス。88番高橋が合わせたボールは相手に当たりゴールへと吸い込まれた!
再三仕掛けた左サイドからついにゴールが生まれ、均衡を破った。
1点ビハインドとなった早理も20分、左サイドからのボールに13番黒澤が右足ボレー!強烈なシュートが決まり、試合は振り出しに。
残り五分、互いに攻撃を仕掛けたが、決勝点は生まれず、勝負はPK戦で決することとなった。
両者5人目まで全員が成功し、サドンデスへ。先行の学団連は8人目まで全員が成功したのに対し、早理は8人目が失敗。
8人目までもたれたPK戦は学団連に軍配。
優勝は法政大学学団連サッカー部が掴み取った。