【決勝戦評】
3月17日、「鹿島ハイツ」で数多くの強豪チームが激闘を繰り広げた。
予選から決勝戦かのような1点を争うハードゲーム。
そんな中、予選を突破し決勝戦までに駒を進めたのはこの2チーム
『早稲田大学 理工サッカー部(以下:早理)』
準決勝では、粘り強いDFで
圧倒的な実力を持つ「中央大学体同連フースバルクラブA」を撃破し決勝戦へ進出
『中央大学 サッカー同好会(以下:サカ同)』
個人の技術とテンポの良いパスワークで予選を1位通過。
そのまま順当に勝ち上がり決勝戦へ進出
予選ではサカ同に軍配が上がったが決勝戦はどんなゲーム展開なるのか…
晴天の中、試合開始の笛が鳴った。
前半立ち上がりは、早理のペース。
シンプルな判断で相手の背後を積極的に狙い、開始早々ゴールを奪うことに成功。
前半
<5分>
左サイドの裏のスペースへ2番田頭が抜け出すと鋭いクロスボールを入れる。
そこに走りこんできた28番中野が上手く合わせ、右サイドネットへ流し込んだ。
ここからサカ同のスイッチが入りるも、イージーミスが目立ち、決定機までたどり着けない…
ただ、サカ同のDFラインは立て直し、主導権を握り始める。
前半の終盤には、55番安倍と69番寺島が早理攻撃をシャットアウト。
得点には繋がらないが、徐々にサカ同本来のリズムが良いサッカーを取り戻す。
後半
早理は前半に続き、リスクを負わずにシンプルな判断でサカ同ゴールへ迫る。
10番内城と7番中尾がドリブル突破で攻撃にアクセントを加えるが、サカ同の集中したDFラインを崩せない。
一方、サカ同10番鯵坂・27番日長・24番渡辺の独特なボールキープで早理を翻弄。
得点チャンスを数多く演出するも、
あと一歩で早理の5番武田を中心に体を張ったブロックで得点を許さない。
そして、このまま試合終了。
『早稲田大学 理工サッカー部』が悲願の優勝を果たした。
惜しくも敗れた
『中央大学 サッカー同好会』もチャンピオンシップでの活躍を期待したい。